事業概要

りんどう学園は、児童発達支援事業、放課後等デイサービス事業、日中一時支援事業、肢体不自由児等早期訓練事業(月曜ひろば)、保育所等訪問支援事業、療育等支援事業を行っています。

指導目標

  • 1.すこやかな心と体つくり

遊びを通してからだを使い、運動機能の発達を促します。楽しい遊びの中から、豊かな心を育みます。

  • 2.身のまわりのことは自分で

食事・排泄・着脱衣など、身のまわりのことを自分でできる力を育てます。

  • 3.みんなと一緒に

自分の気持ちを伝えること、相手を思いやることを、みんなと一緒に行動することや遊びの中で身に付けていきます。

  • 4.明るくイキイキと

おもいっきり遊んで、おもいっきり笑う。遊びの輪を広げ、元気な笑顔を広げていきます。

  • 5.保護者のかたへ

一人ひとりの状況にあわせた、家庭での遊び方や接し方を具体的に援助します。


児童発達支援事業

子供さんの年齢・性格・発達の様子など、個人差を総合的に検討してクラスを編成し、発達段階に応じたグループでの指導を行っています。言語聴覚士による個別訓練も行っています。

ペアレント・トレーニングを通して、子供との具体的な関わり方を学ぶ機会を提供することにより、保護者の方をサポートしています。

午前中に設定保育の時間を設けて、社会性・言語・身辺自立・造形・認知・運動の課題に取り組んでいます。

  • 設定保育
曜日 課題 詳細
社会性 対人関係の課題
言語 ことばの理解
身辺自立 着替え、着脱、食事
造形 ねんど、製作
認知 ことば、色の理解
運動 走る、跳ぶ、投げる

  • 一日の流れ
時間 活動
10:00 登園(靴脱ぎ、着脱、排泄指導)
10:40 体操、あいさつ
11:00 設定・リトミック
11:45 給食(準備、給食、歯磨き)
13:30 自由遊び(外遊び、散歩等)
15:00 おやつ準備(おやつ、歯磨き)
15:20 掃除(雑巾がけ)
16:00 降園準備、バス乗車

  • 年間行事
行事
4月 入園式、歓迎遠足
5月 保育参観、いちご狩り
6月 体験学習(買い物訓練)、地域交流交歓大会
7月 七夕まつり、お泊り保育、体験学習、プール開き
8月 夕涼み会(保護者会バザー)
9月 バスハイク、特別交通安全指導
10月 運動会、体験学習
11月 体験学習(食事体験)、卒園旅行
12月 餅つき大会、クリスマス会
1月 新年会、どんど焼き、体験学習(買い物訓練)
2月 節分会、体験学習、消火訓練
3月 お別れ会、卒園式
毎月 交通安全指導、誕生会

※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、一部変更となる行事があります。


放課後等デイサービス事業

学校の放課後や長期休暇時において、日常生活における基本的動作の指導、独立自活に必要な知識技能の付与又は集団生活への適応のための訓練を行っています。

  • 一日の流れ(学校の放課後)
時間 活動
来所 りんどう学園到着(排泄、手洗い、おやつ、歯磨き、課題)
16:45 降園準備、バス乗車(あいさつ、靴はき指導)
17:00 バス出発

※下校時間にりんどう学園より学校へお迎えに行きます。

  • 一日の流れ(長期休暇時)
時間 活動
10:00 登園(靴脱ぎ、着脱、排泄指導)
10:40 体操、あいさつ
11:00 課題(集団活動、学習)
11:45 給食(準備、給食、歯磨き)
13:30 自由遊び(外遊び、散歩等)
15:00 おやつ準備(おやつ、歯磨き)
15:20 掃除(雑巾がけ)
16:00 降園準備、バス乗車

※通園バスで送迎しています。

※読み書き・運動・音楽・数・社会性・絵画などの課題に取り組んでいます。


日中一時支援事業

日中一時支援事業では、一時的な預かりを行っています。療育等は行っていません。

地域生活支援事業の一形態であり、市町村単位で実施されています。

※地域生活支援事業は、障がい者及び障がい児が、自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう、地域の特性や利用者の状況に応じ、柔軟な形態により実施される事業です。


肢体不自由児等早期訓練事業(月曜ひろば)

「月曜ひろば」では、言葉や運動の発達の遅れが心配なお子さんや、落ち着きがなかったり、お友達と遊べないなどで心配なお子さんとお母さんに、さまざまな親子遊びを行います。

親子が一緒に楽しみながらからだを動かすことで、お子さんの心に安心感を育て、こころやからだの発育を助けます。

福岡県から運営委託を受けていますので、参加費用はかかりません。まずはお母さんが楽しむつもりで、気軽にご参加ください。

<連絡先>

TEL:0944-32-9728、または 080-5609-4950

月曜日~金曜(土・日、祭日休み)、10時~16時



保育所等訪問支援事業

お友達や先生との関わりが出来ているだろうか、集団のルールをきちんと守れているだろうか、楽しく学習に参加出来ているだろうか等、気になる事はありませんか?

りんどう学園の児童指導員や保育士が、保育所、幼稚園、小学校などを月2回訪問します。

※必要に応じて月3回訪問することができます。

お子さんや保育所、幼稚園、小学校などの担任に対し、集団生活に適応するための専門的な支援を行います。


療育等支援事業

福岡県は、在宅の障がい児等の地域における生活を支えるため、身近な地域で療育指導・相談が受けられることを目的とした、障がい児等療育支援事業を行っています。

りんどう学園では、福岡県からの委託を受け、平成31年4月より「りんどうの森」として、障がい児等療育支援事業を行っています。

活動 詳細
訪問健康診査 医療機関における健康診査を受けることが困難な場合、専門のスタッフがご自宅を訪問し、健康診査を行います。必要に応じてご相談に応じます。
巡回相談 専門のスタッフが定期的、もしくは随時ご自宅に訪問し、相談、指導を行います。
外来療育 りんどうの森にて、言語聴覚士による言語訓練、心理士による心理判定を行います。ペアレント・トレーニングも実施しておりますので、保護者の方に対して、子供との関わり方の助言も行います。
施設訪問 保育園、幼稚園、学校に専門のスタッフが訪問し、職員の方に対して療育に関する技術の指導、助言を行います。必要に応じて、保護者の方との面会もできます。
その他 ティーチャーズ・トレーニングや講演依頼も受け付けておりますので、ご相談ください。


発達障害児家族等支援事業

令和5年度、大牟田市から委託を受けて、発達障害のある子の保護者等の集まる場「りりあん」を開設します。

発達障害のある子どもとその保護者等が気軽に集い、交流し、お互いの悩みの相談や情報交換を行える集まりです。参加中は、スタッフがお子さんをお預かりしますので、安心してお話ができます。

また、子育てに関する相談指導等ができるスタッフが常駐しますので、ご相談も受け付けます。

大牟田市のホームページ:発達障害のある子の保護者等の集まる場「りりあん」を開設します